ムササビ(ホオジロムササビ) Petaurista leucogenys
頭胴長: cm/体重: g
生息地:里山・森林
RDB:ー


解説
森林や里山の林に生息する。夜行性の樹上生活者で地上に降りることは少ない。木の葉や芽、球果(まつぼっくり)、果実などを食べる菜食主義者であるが、昆虫なども食べていると考えられる。樹の洞を昼間のねぐらとし、春・秋には子育ても樹洞を利用して行う。天敵であるテンなどからの捕食を避けるため複数の巣穴を持ち、日によって利用する巣穴を変える。繁殖期にはメスを獲得するためメス個体が休息する巣穴近くで待機していることもある。
繁殖期には「ガラララララ」、「キュルキュルキュル」と聞こえる大きな声で鳴く。
特定外来生物のアライグマが巣穴に前脚を入れて休息中のムササビを襲うシーンが観察されており、樹上営巣性の鳥類や哺乳類にとってアライグマの存在は保全上の脅威となっている。
写真左は繁殖期に巣の外でメスが巣穴から出てくるまで待機している個体。右の写真は巣箱を利用して出産したムササビが仔獣を口にくわえて引っ越す場面。
鳴き声:
筆者は哺乳類の専門家ではなく、また集中してムササビを調べているわけでもないので記述は正確ではありません。ムササビの鳴声は大きく二つに分けることができます。ひとつは「ガァァァ」または「ガラガラガラガラ」と聞こえる声ともうひとつは「キュルキュルキュルキュル」と聞こえる声です。雌雄、成幼、あるいは周囲の状況によって使い分けていると考えられます。後者の声は、解説の項で述べている、アライグマに押われた個体が「キュルキュルキュル」と鳴いたことから、警戒あるいは威嚇の意味があるのかもしれません。
分布
| 市街地と北部を除くほぼ全河内長野市域に分布しています。 | |

